2013.02.01更新
依頼原稿
もう1月も終わってしまい、時日の経つのが早いなーと思う日がな、突如、依頼原稿のメールが舞ってきました。「胆と膵」という医学雑誌です。依頼内容は2月の国際シンポジウムで発表するもので、そういえば、特集みたいのを組むと教授がいっていたような気がしました。でも、自分の研究内容が形になるって、どんな形でもうれしいものですよね。ちょおと気合を入れて、傑作にしようと思います。刊行されましたら報告します。
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2013.01.18更新
国際シンポ
2月の8,9日と東京で肝内胆管癌の国際シンポジウムがあります。タイと日本の臨床医、基礎研究者や疫学者が集い、肝内胆管癌の予防、診断、治療について最新の研究成果を報告し、この分野の将来的展望を討論します。タイは世界的にも肝内胆管癌の罹患率が高く、その癌組織を解析することにより、興味深い知見を得られることが期待されます。私が米国留学中から継続してきた研究の結果も報告します。今後はvivoの実験を行い、近い将来臨床治験までできればなあと思っています。そのため、8日の金曜の診療は午後6時で終了とさせていただきます。
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2013.01.07更新
新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。昨年一年間、いろいろな患者様、ご家族との出会いがありました。医者としてだけではなく、人間として大変多くのことを学ぶjことができましたことに感謝しております。これからも切磋琢磨し、より良い医療を目指していきたいと思います。今年当クリニックでは、食べたいものを食べたいなという糖尿患者さんのために栄養士の有資格看護師を講師として、無料講座を行う予定です。当院ではホームページでも示してありますように、インスリン療法からの離脱を目指しております。薬物の服用だけで糖尿病をコントロールするわけですが、薬だけに頼っていますとどうしても結果が安定しません。適正な規則正しい食事をするjことにより、薬の効果が最大限発揮されるのです。しかし、きつくて苦しいダイエットはもうごめんだという方は少なくないと思います。このような方々に希望の持てる糖尿病ライフを提案するのがこの講座の目的です。糖尿だけではなくメタボリック症候群の方々にも有用な情報ですので、気になる方は奮ってご参加ください。新着情報に日時が決まり次第アップさせていただきますので、どうぞお待ちしております。(一応2月中旬ごろに第一回を予定しています)。
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2012.12.10更新
雪降る講習会
12月の8,9日と岐阜の長良川に行ってきました。インフェクションコントロールドクターの更新講習です。これを逃したら、規定単位に満たいないため、喪失してしまう大事な講習会です。しかしご存知のように、岐阜地方は大雪でとても寒かった。傘を忘れたので、ホテルから長良橋を渡って向かう道中はあのウルトラライトダウンパーカーで凌ぎました(これは優れものでした)。川原町はなかなか風情があって良かったのですが、ゆっくり満喫している余裕はなく残念でした。前回の熊本も大雨だったので、今回で完全雨男の称号を妻からいただきました。まあ、目的はあくまで講習でしたので、こちらの方は大変勉強になり、早速日常臨床に役立っております。
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2012.12.07更新
ジェネラリスト
最近、某医療系雑誌を拝読していますと、ジェネラリストに関する記事をよく見かけるようになりました。ジェネラリストとは平たく言うと内科系”総合医”のことです。この雑誌では全国で活躍する総合医を紹介しています。志しの高い先生はどこにいるのかなと思うと、大学病院の救急部であったり、無医村の診療所であったり、地域中核病院であったりと様々です。その場、その場で要請の高い何でも診れるお医者さんたちです。私が学生の頃は”総合医”という言葉は耳にしなかった気がしますが、今では私の母校でも総合医研修コース(全国的に有名です)があります。若い世代が総合医の重要性を認識し、地域医療に貢献する姿は深刻な医師不足を解決することでしょう。自分はというと幅広い領域の医療を行うために、救急病院は良き研鑚の場であると考え、月に何度か現場に赴いています。ないことに越したことはありませんが、もしかしたら、この東京のどこかでみなさんの誰かに救急病院で会うことがあるかも知れませんね。その時は遠慮なく声をかけてください。
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2012.11.09更新
専門医
最近、医学の世界では『専門医』制度が軒並み設けられています。専門領域の知識や経験を有する医師が取得するものです。特に専門医を取得維持するためには、学会に所属し、学会参加、講習受講などの一定の基準を満たさなければなりません。専門医の資格が多くなればなるほど、相当の労力と時間とお金が必要になります。専門医の取得はステイタスでもあり、自分の専門性をPRするものなので、万難を排してとしたいところですが、平日に学会や講習会が多いので維持するのが大変です。開業してからしみじみとその大変さを感じている今日この頃です。当面はインフェクションコントロールドクターの更新にあと一回、12月に岐阜に行って参ります。
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2012.11.01更新
ICD
10月28日にICDの講習を受けに熊本へ行ってきました。ICDとはインフェクションコントロールドクターの略称です。感染症(細菌、ウィルスなど)が発生した時、あるいは薬剤の効きにくい耐性菌などが発生した時にリーダーシップを取るための医師の資格です。開業医であっても、細菌やウィルスは新種や耐性菌が毎年のように発生するため、情報を常にアップデートしなくてはなりません。そのための知識や資格を維持するために、講習を数回受講する必要があります。元々は外科手術後の感染症のコントロールに関心があり資格を取りましたが、現在は腸内細菌叢の乱れが引き起こす疾患(過敏性腸炎、アレルギーなど)に焦点を当て、診療を行っております。
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2012.10.09更新
ノーベル医学・生理学賞
山中教授の受賞。日本の医学の快挙にうれしく思います。臨床医を諦め、基礎研究の分野に進んだということですが、難病で苦しんでいる患者さんを助けたいという気持ちに変わりはありませんでした。研究成果が何万、何千万の患者さんを救うことが可能となる。
素晴らしいことです。私などは比較にも及びませんが、メスを置いて胆道癌の治療開発の研究を続けているのは、山中教授と同じ思いからなのです。山中教授の特に尊敬できるところは、私利私欲にとらわれず、本当に患者さんのために研究をしているところです。
誠実さと謙虚さとを忘れず、私も研究を続けて行きます。
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2012.09.14更新
腸管免疫
こう門外科で患者様の診察をしていますと、便秘の方よりも下痢を訴える方の多いことに気が付きます。下痢は痔を悪化させる原因の一つなので、治療後も下痢が続く方は再発に注意しなければなりません。下痢の原因の一つに、腸管免疫の低下が関与していることがわかっています。偏食による高脂肪食やビタミン不足、抗生剤の多用による腸内細菌の変化などが考えられます。腸管免疫の減退は蕁麻疹や喘息などのアレルギー疾患を引き起こすとも言われています。最近、米国より腸管免疫を司るラクトフェリンと免疫グロブリンを含有するサプリメントを入手できるようになりました。これに正常腸内細菌を加えれば、下痢も改善し、更にアレルギーも改善することが期待されます。実際に患者様に投与すると調子がいいようです。慢性の下痢やアレルギーに悩んでいる方はお試しする価値はあると思います。
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2012.08.07更新
ボトックス
先日、脳血管障害などで筋肉の痙縮を起こしている患者さんの症状を緩和するため、ボツリヌス菌A毒素(ボトックス)による治療の講習会に参加してきました。現在、ボトックスを使用するには、ライセンス制が敷かれおり、講習会で認定される必要があります。私は以前、ケアミックスの病院に勤務しており、痙縮を有する患者さんを多数診てきました。介護をするにあたり、本人のみならず、介護士の苦労も相当あり、問題点の一つと感じていました。在宅介護されている家族でお困りの方にも、本治療が提供できるように考えておりますので宜しくお願いいたします。
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