ブログ

2020.03.07更新

日本医事新報

皆様、大変ご無沙汰しております。本来はもっと医療に関する情報発信をしていきたいと考えておりますが、情報が溢れかえっておりまして、取捨選択する作業が大変なため、なかなか思うように実行できないのが現状です。さて、2020/03/07発刊されました日本医事新報 No.5002に当院のインタビューが掲載されました。当院の採用しています時間枠予約システムについてです。E-PARK担当の方が当院を推薦なさって下さいました。結論は採用して良かったということですが、当院で採用したいきさつやコンセプトとの関連について、うまくまとめ上げております。顔写真は元が今一ですが、良く写っていると思います。是非、ご参考にしてください。

投稿者: みなと芝クリニック

2019.12.13更新

Tokyo2020大会ボランティア

先日、Tokyo2020の大会ボランティア(Field Cast)のオリエンテーションに行ってきました。私のボランティア参加の目的は様々な人々と出会えること、そしてオリンピックに来られた方は選手も含め、気持ちよくTokyo2020を楽しんでいただけるようサポートすることです。オリエンテーションのテーマの一つに「Diversity and Inclusion」がありました。多様性と受入れです。オリンピックは様々な文化や言語を持つ国からくるだけではなく、障害を有する人々も参加します。このような人々を受け入れるためには、私たちが障害とはどんな状況か?を理解しなくてはなりません。健常者とは異なる身体的、精神的、社会的ハンディキャップを有する人達が、健常者が中心の社会において、差別や社会的不利を被って、公平な生活を営なめない状況に置かれていることで、障害のある人が社会で生きて行く上で、その人が抱える障害ゆえに難しい事を社会の問題としてとらえて解消し、障害のある人がない人と同じように同じ社会で当たり前に過ごせるようにしていかなければならないのです。そこに、何でもかんでも手助けしなくてはならないとか、何らかの特権を与えるなど、過度に弱者扱いして、本人ができることに、手助けをする必要ないのです。しかしながら、ハンディキャップには様々な種類があり、それぞれのハンディキャップを有する人がどのようなサポートを必要としているかを適切に判断するのは容易ではないかも知れません。それだからこそ、常日頃、健常者目線で考えないよう、一人ひとりが自覚しなければならないのでしょう。Tokyo2020 まであと半年となりましたが、ボランティアに携わる一人として、準備して行きたいと思います。

投稿者: みなと芝クリニック

2019.08.04更新

くらげのシーズン

ご無沙汰しています。長い梅雨も明け、海や山へのレジャーシーズンとなりました。その分、虫刺されや外傷は付きものです。その中で、海ではクラゲに刺されたという経験のある人は多いのでないでしょうか。痛いですよね。クラゲやイソギンチャクの一部には、刺胞と呼ばれる器官があり、その中に毒針が仕掛けてあります。不意に刺胞に触れると毒針が発射されて皮膚に刺さります。この刺胞自体が皮膚にも付着するため、不用意に真水で洗ったり、こすると更に毒針が出て症状が悪化しますので止めてください。刺胞を持つクラゲはアンドンクラゲ、カツオノエボシ、アカクラゲが代表的です。これらの毒はいわゆるタンパク質なので、熱に弱いとされています。72℃で失活すると言われていますが、刺された直後なら50℃のお湯に20~30分漬けることにより、予後が良くなります。時間が過ぎてしまうと局所の腫れと痛みが増強しますので、この段階では冷やすようにします。2回目に刺された時はアナフィラキシーに注意しなければなりませんので、喘息症状や低血圧症状が出た場合は最寄りの救急医療機関を速やかに受診してください。また、クラゲアレルギーを獲得してしまった場合、納豆にもアレルギーが出てしまうことがあることをお忘れなく。

投稿者: みなと芝クリニック

2019.05.23更新

9年経ちました

お陰様で令和元年5月15日に、開院9周年を迎えました。思い出すと色々なことがありましたが、それらがついこの間の出来事のような気がします。9年もたったなんて、とても不思議です。開院当初の気持ちを忘れずに、原点に立ち返って、クリニックの在り方を見直して行きたいと思います。これからも宜しくお願い致します。

投稿者: みなと芝クリニック

2019.04.17更新

なぜスギ花粉免疫療法はヒノキ花粉症に効かないのか

今、花粉症でお悩みの方は多いと思いますが、4、5月はヒノキが原因と考えられています。最近、スギ花粉症の治療に免疫療法(シダトレン)が開発され、注目されています。スギ花粉症の人はヒノキ花粉症も有している方が多いので、当然、シダトレンがヒノキ花粉症に効くと思われがちですが、実際のところ効かないようです。スギもヒノキも同じ抗原を持つので、両方の花粉症を持つ人が多いのですが、含まれる抗原には4種類ありまして、そのうちの1種類がヒノキに多くてスギに少ないことが判明しています。スギの治療薬はスギに多い抗原を用いますので、必然的にヒノキに多い抗原に対する免疫寛容は起きにくくなります。従って、一旦治まったスギ花粉症はヒノキの時期に再び悪化するのです。ヒノキに多い抗原は採取精製が困難で、治療薬はまだ開発されていません。このような理由ですので、当分の間、ヒノキ花粉症の方は抗アレルギー薬が必要となります。

投稿者: みなと芝クリニック

2018.12.09更新

お久しぶりです。

今年夏以来です。この数か月、様々なイベントがあり、日常のペースが乱れておりました。しかし、患者さんの数はお陰様で順調に増えて、11月には開院以来1万5千人に達しました。ここに感謝を申し上げます。また、Eparkの口コミも200件を突破し、良くも悪くも皆様がみなと芝クリニックを評価して頂いていることを有難いことと感じております。スタッフや関係各位のサポートがあってこそ成し得ていることだと、常に感謝の気持ちを忘れずにいます。つくづく一人ではここまでやって来れなかったなという感じですね。これに甘んずることなく、慢心にならないよう、自戒しつつ、更に発展させていきます。これからも応援宜しくお願いいたします。

投稿者: みなと芝クリニック

2018.05.30更新

口コミ

当院では1年半前から、E-parkの時間枠受付システムを利用しております。受付された方は、その時間枠内に診察を受けらるようにするシステムです。どうしても時間がタイトで、その時間帯にしか受診できない患者さんに好評を得ております。当然、運用にあたっては、通常受付の患者さんと差が無いよう工夫をしております。そのE-parkのサイトに口コミのページがあります。先月、当院の口コミ数が100件を超えました。本当に有難いことです。患者さんからの様々なコメントが大変参考になり、私どもの肥やしとなっております。良いところは更に伸ばし、悪いところは大いに反省し、改善することがコメントを頂いた患者さんに対する誠意と肝に銘じています。ところがこの口コミに関して、今年6月から厚生労働省の指導の下、規制が入るようです。大変残念なことですが、常に自分たちの振る舞いを見直すよう、今まで頂いたコメントを大切にして精進していきたいと思います。

投稿者: みなと芝クリニック

2018.05.23更新

人間ドックを始めます

今まで通常の定期、および雇用時健診は行って参りましたが、この6月より本格的に人間ドックを開始します。内容に関しましては、ホームページの参照をお願いいたします。当院のドックの特徴をかいつまんで申し上げますと、胃と大腸の内視鏡検査を同日に受けられるコースがあること、乳腺のコースを第2,4土曜にに設定したことが挙げられます。基本的には1日1件のみとして、受診者がゆったりと検査を受けられるように配慮しました。検査は私、院長がすべて一人で行い、結果説明します。コース料金もリーズナブルに設定しておりますので、個人の方にも是非、ご検討いただけますよう、よろしくお願い致します。

投稿者: みなと芝クリニック

2018.05.16更新

8周年

お陰様で平成30年5月15日で当院は開院8周年を迎えました。ありがとうございます。この8年間、地域に根ざす医療を目指して、診療を続けて参りました。とうとう医師会に入会できなかったため、どれだけ地域の方々に貢献できたかわかりませんが、精一杯努力してきた甲斐があり、患者さんには恵まれるようになりました。地域の方々に改めて御礼を申し上げます。また、8年間、人は変わりましたが、クリニック及び私を支えてくれたスタッフの方々、諸先生方々、妻(妻は変わってません)に感謝いたします。これからのみなと芝クリニックが目指す医療は、やはり人生100年時代を迎えるに当たり、「健やかに老いて、人生を謳歌する」です。病気の早期発見のみならず、病気の予防、高齢者医療にも力を入れて参りたいと思います。どうぞ、みなと芝クリニックをこれからもよろしくお願い致します。

投稿者: みなと芝クリニック

2018.03.19更新

抗ヒスタミン剤の副作用について

今年は花粉の飛散する量が多く、いつもの薬が効かない方や、新規に花粉症になられた方が非常に多いように思います。抗ヒスタミン剤は比較的安全性が高く、副作用が少ない印象がありますが、厳密にいうとそうではありません。まず、妊婦さんへの安全性はほとんどの薬剤で確立されていません。インタール、ポララミン、アタラックスはオーストラリア基準でカテゴリーA、すなわち安全であるとされています。それ以外は、データがないようですので、安易に服用は控えた方が良いでしょう。肝機能の悪い方にはアレロックは注意です。ビラノア、タリオン、アレグラは問題無いようです。一方、腎機能の悪い方にはビラノア、アレロック、ザイザル、タリオン、クラリチン、テザレックスは慎重投与を要します。アレグラ、アレジオン、エバステルは投与可能です。肝臓も腎臓も心配な方にはアレグラがお勧めとなります。医療機関を受診される際は、この点に注意して問診を受けるようにしてください。

投稿者: みなと芝クリニック

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