2024.10.01更新
みなと芝クリニック子育て支援プロジェクト
昨年の港区における小児のインフルエンザワクチンワクチン接種状況をみますと、対象施設が混雑して接種できないお子様が一定数発生したという事態があったようです。そこで、当院は港区の小児のインフルエンザワクチン接種助成金対象外施設ではありますが、接種できないお子様が一人でも減るように、子育て支援の一環として、インフルエンザワクチン助成を独自に企画したいと思います。幼児から高校生までの親子ペア(親1名、子1名)のインフルエンザワクチン予防接種代5千円(税込み)のところ、助成千円を行いたいと思います。どうぞ、当院の趣旨にご理解・ご協力を賜れば、幸甚です。
尚、本プロジェクトは月曜の午後4時から6時、火曜、金曜の午前8時から午後0時45分、午後4時から午後6時30分、木曜の午前8時から8時45分、午後4時から6時30分の間に行います。期間は令和6年10月から令和7年2月までの間とさせていただきます。
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2024.09.29更新
令和6年度のインフルエンザ予防接種のお知らせ
今年は既に一部地域、小児の間でインフルエンザが流行しているようです。通常の成人の方も、早めの対応が望まれます。
当院では先週よりインフルエンザワクチンによる予防接種を開始しました。電話あるいは窓口での予約受付をしております。
電話番号は03-3457-0555です。価格は昨年同様、基本税込み4千円です(親子(小児)ペア割引あり)。
ご予約、お待ちしております。
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2024.09.19更新
休診のお知らせ
いつもみなと芝クリニックをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。9月26日(木)の午後4時からの診療と、10月10日(木)の午前8時から9時の診療を都合によりお休みさせていただきます。10月10日は午前9時からと午後4時からの診療は通常通り行っております。ご不便、ご迷惑をお掛けし、大変申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。。
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2024.08.22更新
朝外来のご案内
令和6年8月のお盆過ぎより、火曜、木曜、金曜の朝8時から通常の診療を行なうこととしました。出勤前に受診ができますので、
是非、この時間帯の診療をご活用ください。
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2024.07.27更新
診療再開と診療時間の改訂のお知らせ
令和6年8月1日より、火曜の午前の外来を再開いたします。担当医は名誉院長の川本です。診療科は全科です。
また、火曜、木曜、金曜は診療開始時間を一時間早めて、午前8時より診療を開始します。どうぞ宜しくお願いいたします。
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2024.06.06更新
みなと芝クリニックがんドック始めます
当院では2024年6月17日より、線虫ががんの匂いに集まる性質を利用したがん一次スクリーニング検査(N-NOSE)を取り入れた新しいタイプのがんドックを始めました。がんの早期発見がテーマです。がん医療に従事した経験のある医師による検診です。全身がんスクリーニング、胃・大腸がん、膵がん、肝がんの4コースを用意しました。ホームページに各コースの説明をしますので、これを読んで検診を受けてみたいと思われた方は、070-1313-0555 担当 下田まで問い合わせください。お待ちしております。完全予約制です。
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2024.05.31更新
がんドック検診を始めました
みなと芝クリニックではがん検診の経験のある医師が、N-NOSE(がんスクリーニング検査)を導入して、血液、画像検査と組み合わせて、がんの早期発見を目的にしたがんドック検診を始めました。特に消化器病専門医による膵がんや肝がんに特化した検診をメインに行いますので、関心のある方は是非お問い合わせください。
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2024.05.31更新
小児(学童以上)診療再開のお知らせ
コロナ禍及びコロナ後、学童以上のお子様の診療を控えておりましたが、コロナ解禁一年が経過し、比較的安全な体制が整いましたので、6月より診療を再開いたします。お問い合わせ相談の上、診察していただけますようご協力のほど、お願い申し上げます。よろしくお願いいたします。
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2024.05.25更新
健常者から膵がん、肝がんの患者さんを判別する検診があります
現代医学において、がんの早期診断は最重要課題です。なぜなら、早期がんでは進行がんの治療のように過大な手術や高額な化学療法、放射線療法などが必要ないため、患者負担が少なく、かつ医療費を節減できること、そして治療成績が飛躍的に向上するメリットなどがあります。胃がんや大腸がんは高度な内視鏡技術を用いて、かなりな部分早期診断が可能となってきましたが、その他のがんに関しては未だに早期発見する手立てに乏しいと言わざるを得ない状況です。その中でも、特に膵がんや肝がんはあらゆる血液マーカーや画像診断技術を総動員しても、早期発見が困難であります。これらのがんはひとたび進行がんで見つかると致命率が高く、唯一、助かる方法は早期発見して早期に取り除くことのみであります。
1989年にイギリスで犬が飼い主の悪性黒色腫を知らせたという報告があったのをきっかけに、まず犬ががんの匂いを嗅ぎ分けるのではないかという研究が始まりました。犬の嗅覚受容体遺伝子は811個とヒトの396個の倍以上ありますが、犬はトレーニングに時間がかかる点、個体差や環境で結果が変化しやすい点、などが原因で普及を困難にさせているため、代わりになるものとして、線虫に目が向けられたのです。線虫の嗅覚受容機構は哺乳類に類似しており、受容体の数も約1200個と3倍多く、また線虫人口培養においてもクローンを保て安いので、性質が安定していて、結果が再現しやすいというメリットがあります。
2015年、九州大学味覚・嗅覚センサー開発センターの広津崇亮(現(株)HIROTSU バイオサイエンス社長)らががん細胞の培養上清液を用いて、線虫の走化性があることを確認したのち、ヒト血漿と尿を用いて検証したところ、早期がん、進行がんに関わらず10倍希釈の尿に最も線虫が反応したことを見出し、この結果が後のN-NOSEの開発に繋がりました。
線虫が反応するがん特有の匂いの正体は現在、解析中でまだ解明されてないそうですが、がん細胞のメタボローム(代謝物)のうち、揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds(VOCs))ががん患者さんの呼気や尿に表れることに注目しています。尿での研究はまだ少なく、肺がんでは2-Pentanoneが知られているに過ぎません。本検査ではがん腫の種類を同定できず、15種類(胃がん大腸がん肺がん乳がん子宮がんすい臓がん肝臓がん前立腺がん食道がん卵巣がん胆管がん胆のうがん膀胱がん腎臓がん口腔・咽頭がん)のがん腫が出す共通の匂いに反応することがわかっています。一つ一つのがん腫の出すVOCsが判明すれば、がん腫の診断が可能となり精度も増すことでしょう。一方、最近、開発された膵がんや肝がんの診断キットはこれらのがん腫だけに反応しない変異株を遺伝子改変でそれぞれ作製し、野生株で陽性となった検体で変異株が反応しなければ、そのがんであると診断するものです。15種類のがんでそれぞれ作製すれば、がん腫の特定がなされるということです。
実際のN-NOSE検査の精度を直近で見ますと、がんの患者さんをがんと診断する感度が86.5%、がんでない患者さんをがんでないと診断する特異度が90.8%となっております。ただし、健常者と思われる方でのがん発見率、あるいは誤診率の検証は未だなされていません。スクリーニング検査としての完成度を上げるためには必要と思われますが、がん検診を受診するきっかけになることは間違いありません。日本は先進国のなかで、がん検診受診率が20%程度と低いことはあまり知られていません。犀星の杜クリニック六本木でもみなと芝クリニックでもがん検診率を上げるために、本検査を広く活用しておりますので、お気軽にお問合せください。
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