2026年4月のブログ

2026.04.13更新

幹細胞培養上清液の安全性について

当院で使用している幹細胞培養上清液は厚生労働省が認可した日本国内の細胞培養加工施設(Cell Processing Center)で製造されたものです。再生医療等安全性確保法に準拠して、厳しい施設管理が行われています。更に製造された上清液は臨床培養上清安全性審査委員会の審査でA認証を取得しております。毎ロット(同じ条件のもとに製造する製品の、生産・出荷の最小単位)ごとに、細菌、マイコプラズマ、エンドトキシンの3点を検査して陰性を確認しております。細菌、マイコプラズマに関しては多くの施設で抗体検査のみにより判定しておりますが、当施設では培養検査で確認しております。エンドトキシンは定量検査で1.0pg/ml以下を確認しておりますが、万全を期し近々、迅速検査キットを用いて投与直前にもチェックする予定です。万が一の微生物の混入に応じて、0,22μmフィルターを通してから投与をしております。この一連の作業により、偶発的に起こり得るエンドトキシンによる敗血症性ショックの副作用を未然に防いでいます。また、上清液に含まれる炎症性サイトカインによる血管内皮傷害に起因すると考えられている副作用に血栓があります。大量の上清液を静脈内投与する時に生じる可能性がありますので、当院では大量投与の際は比較的緩徐に投与するような対策をしております。

投稿者: みなと芝クリニック


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