クリニックブログ

2015.08.07

大腸癌が一位

先日、国立がん研究センターが全国409施設の2013年がん登録集計結果を発表しました。それによると、男性では大腸癌が54601件、胃癌が52807件と大腸癌が胃癌を抜きトップになりました。女性では乳癌に続いて大腸癌が2番目に多い結果となっております。死亡率は女性では大腸癌が1位となっています。大腸癌はなかなか検査が大変で、嫌がられることが多いと思いますので、どうしても胃癌のように検診の効果が出にくいと考えられます。やはり、早期発見できれば死亡率が低下しますので、これからは大腸癌スクリーニングを啓発し、大腸内視鏡検査を普及させることが重要になってくるでしょう。最近の研究ではポリープがあると大腸癌になりやすいと言われていますので、ポリープを見つけ次第取ることが推奨されているようです。当院では1日1件のペースで丁寧に患者さんの負担にならないように検査を行なっております。検査に抵抗のある方も気軽に相談してください。

投稿者: みなと芝クリニック

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