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2024.06.24

シミ取り施術の詳細!施術の種類・ピコレーザーの特徴・値段・リスクを徹底解説

この記事では、シミ取りの方法やシミ取りで主に利用される『ピコレーザー』の特徴、副作用・リスクなどを詳しく解説します。

シミ取りで期待できる効果や予算も確認しましょう。

この記事でわかること

*この記事で紹介するシミ取りは、公的医療保険が適応外の自由診療です。
本記事で紹介する医療機器については最下部をご確認ください。

 

シミ取りの基本情報①シミの見分け方

シミ取りの基本情報①4種類あるシミ

シミは4種類に分類できます。

シミの種類によって治療法も異なるため、自分のシミがどれに当てはまるか確認してみてください。

 

老人性色素斑|老化や紫外線ダメージによるシミ

一般的にシミと言われるのは、蓄積された紫外線による肌ダメージや老化によってできる『老人性色素斑』です。

老人性色素斑は、顔以外にも手や腕、デコルテにも出やすい傾向があります。

シミの境界線がはっきりしており、レーザー照射での治療がおすすめです。

 

そばかす|目元にできる遺伝的要因のシミ

鼻や頬に左右均等に広がるシミが『そばかす』で、遺伝的要因が強いのが特徴です。

色白の人に出やすく、思春期になると特に目立ちやすくなると言われています。

紫外線により濃くなる特徴があるので、UVケアもしっかりおこないましょう。

 

肝斑|30代~50代の女性に見られるシミ

30代から50代の女性に多く、左右の頬に均等に広がる薄茶色の細かいシミが『肝斑』です。

普通のシミのように境界線がはっきりしておらず、摩擦によって悪化するケースもあります。

妊娠や出産など、女性ホルモンの変化が原因だと言われていますが、要因は解明されておらず治療法もわかっていません。

内服薬や外用薬と機械による治療を併用する美容クリニックが大半です。

 

色素沈着|炎症が治った後のシミ

ニキビや傷が治った後にできたシミが『色素沈着』で、炎症により作られたメラニン色素がそのまま肌に残った状態です。

色素沈着は自然に代謝されて薄くなっていくものですが、消えるまでに半年〜1年ほどかかると言われています。

美容クリニックでは外用薬や内服薬で、肌のターンオーバーを促す治療をしていきます。

 

シミ取りの基本情報②治療方法3種類

治療方法3種類

シミは種類によって、治療方法が異なります。

種類をよく見極めたうえで、治療を選択しましょう。

 

レーザー治療 |ピンポイントでシミ治療ができる

レーザー治療は、老人性色素斑への効果が見込めます。

ピンポイントで高出力のレーザーを照射するため、効率よくシミ取りができます。

1回で満足する人もいれば、1か月ごとに5回~6回と治療を重ねる人もおり、必要治療回数は個人差があります。

 

ピコレーザーの詳細

 

ピコレーザーはシミや肝斑改善が期待できる上に、肌の総合的なケアとして効果が期待できます。

 
ピコレーザーの照射モード別の特徴

 

ピコレーザーには、ピコトーニング・ピコフラクショナル・ピコスポットと3つの照射モードがあります。

  特徴
ピコトーニング 低出力レーザーでメラニン色素を破壊
肝斑の施術も対応
ピコフラクショナル 点状のレーザーで新しい皮膚の再生を促す
ピコスポット 高出力レーザーを集中照射
そばかすやアートメイク、色素沈着に対応

 

どの方法でもダウンタイムはほとんどなく、美容医療初心者の人でも受けやすい施術です。

 

ピコレーザーに期待できる効果

 

ピコレーザーに期待できる効果は以下のとおりです。

・シミや肝斑の除去
・ニキビ跡、毛穴開きの改善
・タトゥーやアートメイクの除去

 

ピコレーザーにはメラニン色素を破壊する効果が期待でき、シミや肝斑のケアに向いています。

回数を重ねて徐々に目立たなくなるため、定期的に治療を受けるのがおすすめです。

肌のターンオーバーを促すため、クレーター状のニキビ跡治療も目指せます。

ほかにも、タトゥーやアートメイクの除去にも有効とされます。

 

ピコレーザーの副作用・リスク

 

ピコレーザーは、ほかのレーザー治療よりも副作用やリスクが少ないのが特徴です。

照射後、赤みが数日間出る場合がありますが、保護テープや軟膏などの必要はありません。

肌は敏感な状態のため、10日前後は強い刺激を避け、紫外線対策をしっかり行いましょう。

 

ピコレーザー施術の平均的な料金

 

ピコレーザー施術の平均的な料金は以下の通りです。

  平均相場
ピコトーニング 20,000円〜30,000円
ピコフラクショナル 25,000円〜40,000円
ピコスポット 5,000円〜15,000円

 

ピコレーザーは自由診療なため、クリニックによって価格設定が異なります。

クリニックによっては回数コースを契約すると、割引価格で施術を受けられます。

 

光治療|広範囲に散らばるシミ治療ができる

有害な紫外線をカットした光で、シミのメラニン組織を破壊して浮かせる方法が『光治療』です。

強い光を全体的に照射するため、『フォトフェイシャル』『フォトセラピー』と呼ばれます。

シミ改善だけでなく、小ジワや毛穴の開き、赤ら顔やくすみの改善なども期待できます。

治療回数には個人差がありますが、約半年をかけて3〜4週間ごとに5回以上の治療を受ける方が大半です。

 

内服薬・外用薬|肝斑に効果が期待できる

クリニックでは肝斑治療の目的で、メラニン色素生成を抑えたり、肌のターンオーバーを促したりする薬が処方されます。

主な薬は以下の通りです。

 

種類 薬品名
内服薬 『トラネキサム酸』『ビタミンC』
外用薬 『トレチノイン』『ハイドロキノン』

 

体の内外から治療できるため、レーザー治療や光治療と併用する人もいます。

内服薬や外用薬でのシミ取りの場合、毎日の服用・塗布を3ヶ月間継続するのが期間の目安です。

外用薬の『トレチノイン』『ハイドロキノン』は3ヶ月でいったん治療を終了し、ほかの治療方法に切り替えるか休薬期間を設けます。

3ヶ月以上の使用により、白斑や薬への耐性ができるのを避けるためです。

内服薬の場合は効果が出るまでに時間がかかるので、3ヶ月以上は治療を続けるのがおすすめです。

 

シミ取りの基本情報③副作用・リスク

シミ取りの基本情報③副作用・リスク

シミ取りには施術方法によって副作用やリスクがあります。

 

レーザー治療のリスク・副作用|ダウンタイムが必要

レーザー治療では、輪ゴムではじかれるような痛み・内出血のリスクがあります。

ダウンタイムが必要な方が多く、1週間~10日ほど照射跡のかさぶたをテープで保護します。

施術後は炎症性色素沈着にならないよう、しっかりと保護してUVケアも丁寧におこないましょう。

 

光治療のリスク・副作用|ほてりや赤みが出ることもある

光治療ではシミの色素を熱により破壊していくので、ほてりや赤み・かゆみが生じる可能性があります。

隠れた沈着した色素も浮かせるため、一時的にシミが増えたように感じる人もいますが、施術を重ねるごとに目立ちにくくなります。

光治療は、一度でシミを取る治療法ではく、肌のターンオーバーに合わせて複数回の治療が必要です

 

内服薬・外用薬のリスク・副作用|効果を実感するまでの時間がかかる

内服薬や外用薬には、大きなリスクや副作用はないとされています。

しかし個人差があり、食欲不振、胸やけ、発疹、皮剥け、赤みなどが見られる場合もあります。

また、シミへの効果を実感するまでに時間がかかるので、即効性を求める人には向きません。

妊娠中には使用できない薬もあるので、医師とよく相談しましょう。

 

シミ取りの基本情報④料金相場

シミ取りの基本情報④料金相場

シミ取り治療の料金は、治療方法やクリニックによって違います。

クリニック選びの参考になるように、シミ取り治療の料金相場を確認してみましょう。

レーザー治療 光治療 内服薬・外用薬
(1ヶ月あたり)
1ヶ所
5,000円~30,000円
全顔1回
10,000円~50,000円
トラネキサム酸
3,000円~6,000円
トレチノイン
8,000円~20,000円
ハイドロキノン
2,000円~10,000円

レーザー治療の場合、シミのサイズごとに料金設定がされていたり、複数個の施術ができたりするクリニックもあります。

継続施術が必要な光治療では、お得な複数回メニューを用意しているかも確認しましょう。

 

【本記事で使用する医療機器】

機器名 厚生労働省 シミ取り FDA シミ取り
ピコシュア
ナノスターアール ×  
QスイッチルビーIB103Q ×  
The Ruby nanoQ △(太田母斑など) ×  
マイキュー・デュアル ×  
モザイクリミテッド ×  
ハリウッドスペクトラ ×  
フラクセル3デュアル ×  
joule ×  
スペクトラピコ ×  
スペクトラ ×  
スターウォーカーPQX ×  
エンライトン
ディスカバリーピコ
ピコウエイ
ピコドリーム ×   ×  
フォトナQX
メドライドC6
レブライトSI ×  
eCO2 ×  
ステラM22
フォトRF(オーロラ) ×  
Eライト ×   ×  
E-max ×  
ePlus ×   gg
ヴィーナスヴェルサ(IPL)

 

 

投稿者: みなと芝クリニック


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