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2024.10.08

ほくろ除去の詳細!レーザーや切開の施術方法・値段・リスクを徹底解説

ほくろ除去の詳細!レーザーや切開の施術方法・値段・リスクを徹底解説

この記事では、レーザーや切開など4種類のほくろ除去方法を解説します。

副作用・リスクや予算も確認しましょう。

この記事でわかること

*本記事で紹介するほくろ除去は、基本的には公的医療保険が適用されない自由診療です。
*悪性腫瘍やメラノーマだと診断された際などは保険適用となる場合があります。

この記事の監修医師: 矢本 英之 医師 
2015年名古屋大学卒業。東京にて研修を修了。大手クリニック勤務の後、2018年六本木にヘアケアクリニックを開業。
2023年には福岡院を開設。「続けられる美容医療」と「親しみやすいドクターであること」が信念。

 

ほくろ除去の基本情報①レーザー・メス・切開・くりぬき

ほくろ除去の基本情報①レーザー・メス・切開・くりぬき

ほくろ除去は、医療技術を用いてほくろを取り除く治療で、4つの施術方法があります。

ほくろの大きさや深さ、種類を診察し、適切な方法で取り除きます。

 

炭酸ガスレーザー|施術時間もダウンタイムも短い

短時間で施術できるのは。炭酸ガスレーザーでほくろを焼いて取る方法です。

顔や首の小さいほくろ除去に向いており、傷跡が目立ちにくい点が特徴です。

抜糸の必要もなく、1~2回の通院で手軽に除去できます。

 

電気メスに|膨らんだほくろに◎

電気メスの熱を利用し、ほくろを焼いて除去する方法です。

5mm程度のサイズのほくろや、膨らみのあるほくろにおすすめです。

1~2回の通院で治療ができ、傷跡が目立ちにくい点がメリットになります。

術後は少しくぼむ可能性があるものの、時間経過とともに周囲になじんでいくので安心してください。

 

くり抜き法|鼻や口周辺のほくろにおすすめ

メスで、ほくろ全体を円形にくり抜く方法です。

皮膚が引っ張られてゆがみやすい、鼻や口周辺のほくろ除去におすすめです。

通院回数は1~2回で、術後は患部を縫合せず、薬とテープで保護して自然に回復するのを待ちます。

ほくろの大きさにより、くり抜いた部分に巾着状に糸をかけ、傷口を小さく絞って保護する場合もあります。

傷跡がほとんど目立たなくなるまで半年程度かかりますが、再発のリスクは少なめです。

 

切開法(切除縫合法)|大きいほくろや根の深いほくろ向き

メスで切ってほくろを除去する方法で、根が深く大きいほくろに向いています。

切り取ったほくろは病理検査ができ、悪性の疑いのあるほくろを発見できる点がメリットです。

傷跡は目立ちやすいものの、再発の可能性が低いのも特徴です。

傷跡を気にする場合は、施術に慣れたうまい医師を探しましょう。

 

ほくろ除去の基本情報③副作用・リスク

ほくろ除去の基本情報③副作用・リスク

ほくろ除去には、以下のリスク・副作用があります。

 

レーザーのリスク

ダウンタイムはほぼないとされる施術方法ですが、以下のようなリスク・副作用があります。

・赤み
・内出血
・腫れ/むくみ
・かゆみ
・色素沈着
・ケロイド
・麻酔アレルギー
・再発の可能性を否定できない
・がんを見逃すおそれがある
・患部のへこみが戻らない場合もある

 

電気メスのリスク

ダウンタイムはテープを貼って患部を保護し、正しいケアを続けていくのが重要です。

そのほか、以下のようなリスクや副作用が出る場合があります。

・赤み
・内出血
・腫れ/むくみ
・かゆみ
・色素沈着
・ケロイド
・麻酔アレルギー
・再発の可能性を否定できない
・がんを見逃すおそれがある
・患部のへこみが戻らない場合もある

 

くりぬき法のリスク

ダウンタイムは1週間~2週間続き、傷跡が目立たなくなるまでに半年程度かかります。

以下のようなリスクや副作用が考えられます。

・赤み
・出血
・痛み
・腫れ/むくみ
・かゆみ
・色素沈着
・ケロイド
・麻酔アレルギー
・傷跡が目立ちやすい
・まれに傷跡が盛り上がったり凹んだままになる可能性がある
・まれに再発する可能性も否定できない

 

切開法のリスク

ダウンタイムは長く、患部を保護する目的で抜糸後も数ヶ月間はテーピングをして過ごします。

そのほか、以下のリスクや副作用が出る場合があります。

・赤み
・出血
・痛み
・腫れ/むくみ
・かゆみ
・色素沈着
・ケロイド
・麻酔アレルギー
・傷跡が目立ちやすい
・まれに再発する可能性も否定できない

 

ほくろ除去の基本情報④料金相場

ほくろ除去の基本情報④料金相場

1mmあたりの相場は以下の通りです。

メニュー 料金相場
レーザー 3,000円~10,000円
電気メス
5,000円~10,000円
くりぬき法 10,000円~15,000円
切開法 10,000円~20,000円

 

クリニックにより料金はさまざまですが、ほくろの数や大きさ、部位が多いほど費用がかかります。

一回の治療で複数のほくろが取れる定額プランを用意しているクリニックも検討してみましょう。

 

保険適用になるほくろ除去

ほくろ除去は保険適用になるケースがあり、病理件検査費用も合わせて1部位1万円ほどです。(保険3割負担の場合)

保険適用となるほくろは、“悪性腫瘍の疑いがあるもの”で、以下のような特徴があります。

・左右非対称
・周囲の皮膚との境目が曖昧
・色の濃淡がある
・大きさが変化する

 

また、マスクに引っ掛かったりヒゲ剃りをする時に痛かったりなど、日常生活に支障が出るほくろも対象となる場合があります。

全てのほくろが適用となるわけではなく、いずれも医師の判断で決まります。

これらの症状がある場合は、早めに形成外科や皮膚科を受診しましょう。

 

 

投稿者: みなと芝クリニック


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