この記事では、二重整形の埋没法と切開法についてや副作用・リスクなどを解説します。

二重整形で期待できる効果や予算も確認しましょう。

＊この記事で紹介する二重整形は、公的医療保険が適応外の自由診療です。

この記事の監修医師：　矢本 英之 医師

2015年名古屋大学卒業。東京にて研修を修了。大手クリニック勤務の後、2018年六本木にヘアケアクリニックを開業。 2023年には福岡院を開設。「続けられる美容医療」と「親しみやすいドクターであること」が信念。

二重整形の基本情報①埋没法と切開法

埋没法と切開法の違いを、表で比較してみましょう。

埋没法は、費用やダウンタイムを抑えられ、やり直しができる点がメリットです。

切開法は、費用やダウンタイムの負担は大きいものの、半永久的な持続が期待され細かなデザインができます。

埋没法は“手軽に二重整形をしたい人”、切開法は“二重を維持したい人”におすすめです。

二重整形の基本情報②期待できる効果

二重整形は、一重まぶたを二重まぶたにしたり、二重まぶたの幅を変えたりと目の印象を変えられる施術です。

主に『埋没法』と『切開法』の2種類のどちらかの方法がとられます。

埋没法｜手軽に二重まぶたを作りたい方におすすめ

『埋没法』は、皮膚の中に糸を埋め込んで、二重を作る方法です。

理想のラインになるよう皮膚の内部を糸で1点〜数点留め、糸を短く切って皮膚の下に隠します。

メスを入れない施術なので、切開法と比べるとダウンタイムが少ない点が魅力です。

また、抜糸も可能なのでやり直しが効くメリットがあります。

切開法｜半永久的な効果を期待したい方におすすめ

『切開法』は、メスでまぶたを切開して二重にクセづけをする方法です。

希望のラインになるよう、まぶたにメスを入れ、必要に応じて筋肉や脂肪を取り除き縫合します。

ダウンタイムは埋没法より長くなりますが、安定した二重まぶたを目指せる点が魅力です。

まぶたが発達していて埋没法で対処が難しい人や、眼瞼下垂（※）の人におすすめです。

※まぶたの筋肉や膜が正常に機能せず、十分に開けられない状態

二重整形の基本情報③副作用・リスク

二重整形は、『埋没法』か『切開法』によりリスクや副作用が異なります。

埋没法のリスク

ダウンタイムは施術2〜3日後に腫れのピークを迎え、1週間ほどで落ち着くといわれています。

そのほか、以下のようなリスク・副作用があります。

埋没法では永久的な効果が見込めませんが、腫れも少なくダウンタイムも短いお手軽な施術といえます。

一度試してみたい、気軽に顔の印象を変えたいという人におすすめです。

切開法のリスク

切開法の場合、施術後は腫れが2週間ほど続き、半年〜1年ほどで定着するのが一般的です。

そのほか、以下のようなリスク・副作用があります。

メスを入れるため、施術後はまぶたが大きく腫れる可能性が高いです。

一定期間休みを取って安静に過ごし、血行の良くなる激しい運動や湯船に浸かる入浴はなるべく控えましょう。

二重整形基本情報④料金相場

両目の料金相場は以下の通りです。

公的保険は適用されない自由診療で、全額自己負担となります。

麻酔代やカウンセリング料、アフターケア代がかかることがあるので、事前に確認しましょう。