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2024.08.26

医療ダイエットの詳細!種類・方法・値段・リスクを徹底解説

この記事では、医療ダイエットの方法や副作用・リスクを詳しく解説します。

医療ダイエットで期待できる効果や予算も確認しましょう。

この記事でわかること

*この記事で紹介する医療ダイエットは、公的医療保険が適応外の自由診療です。
本記事で紹介する医療機器については最下部をご確認ください。

 

医療ダイエットの基本情報①期待できる効果

医療ダイエットの基本情報①期待できる効果

医療ダイエットでは、痩せやすい体づくりや、脂肪細胞の数を物理的に減らしてスリムな体を目指せます。

治療法は、おもに内服薬や注射、マシン(手術)があり、目的や希望に合わせて選択できます。

代表的な治療法ごとに、具体的な治療内容と期待できる効果をまとめました。

 

 

内服薬

内服薬を使ったダイエットは、メスを入れたくない人におすすめです。

食欲を抑えたり、脂肪が吸収されにくくしたりする内服薬があり、定期的に服用します。

『サノレックス』や『ゼニカル』『リベルサス』などが有名です。

内服薬はほかの施術と組み合わせて使うとより効果がでやすい人もいます。

自分に合う内服薬を、医師やカウンセラーに相談して選んでみましょう。

  内服薬の特徴
回数の目安 経過観察で2~6回
期待できる効果 ・食欲抑制
・脂肪/糖質吸収抑制
効果を実感
できるまでの
期間
2~6ヶ月

 

サノレックス

食欲や消化吸収を抑制し、消費エネルギーを促進させる効果が見込める内服薬です。

1日1回、昼食の30分前にサノレックス錠1錠を服用します。

3錠まで増量可能で最大3か月間の連続服用ができます。

 

ゼニカル

食事で摂取する脂肪の3割を、吸収せずに排出する効果が見込めます。

必須栄養素であるβカロテン、ビタミンEなども吸収抑制するため、野菜や果物を多めに摂取しましょう。

 

リベルサス

もともと、糖尿病の治療に利用されていたGLP1受容体作動薬です。

3㎎と7㎎があり、1日に1回服用します。

満腹感を感じやすくさせ、胃の蠕動を抑えて食欲をそのものを抑制する効果が期待できます。

 

注射

注射を利用した医療ダイエットは、脂肪溶解注射とGLP-1注射の2つが有名です。

脂肪溶解注射

脂肪溶解注射は、脂肪細胞を直接溶かし破壊する方法です。

薬剤を皮下脂肪へ注射し、破壊された脂肪細胞は汗や尿と共に老廃物として排出されます。

部分的なダイエットが可能で、部分痩せを目指している人や気軽に施術を受けたい人におすすめです。

  脂肪溶解注射の特徴
回数の目安 1部位3~4回
期待できる効果 部分的にスリムな体を
目指せる
効果を実感
できるまでの
期間
2~3日

 

脂肪溶解注射の施術詳細はこちら

GLP-1注射

GLP-1ダイエットは、1日1回自分で注射して食事量を減らし、太りにくい体質を目指します

胃の働きを抑え、食べ物の消化が緩やかになるため、血糖値の急激な上昇を防ぎます。

基礎代謝を向上させ、体脂肪のつきにくい体質へと導いていくのを期待できる痩身術です。

  GLP-1注射の特徴
回数の目安 経過観察のため複数回
期待できる効果 血糖値のコントロール
食欲抑制
効果を実感
できるまでの
期間
2週間~1ヶ月

 

マシン(手術)

マシンを使った手術は、クールスカルプティングと脂肪吸引の2つに分けられます。

クールスカルプティング

クールスカルプティングは、脂肪細胞にアプローチをして体外に排出させる方法です。

脂肪細胞のみを凍らせる医療機器を使うため、術後の体への負担にも配慮できます。

ピンポイントで冷却でき、部分痩せが可能でリバウンドも少ないとされています。

脂肪吸引に比べて即効性がないのがデメリットですが、体に負担をかけたくない人にぴったりです。

  クールスカルプティングの
特徴
回数の目安 1部位2~3回
期待できる効果 物理的に脂肪細胞の数を
減らせる
部分的にスリムな体を
目指せる
効果を実感
できるまでの
期間
2~6ヶ月

 

脂肪吸引

脂肪吸引は、専用の器具を使用して脂肪を吸引する施術です。

物理的に脂肪を除去するため、術後に効果を実感しやすいのが特徴です。

施術費用が高額になりがちで、失敗のリスクやダウンタイムが長い可能性など、デメリットもあります。

リバウンドや痩せにくい体質で悩んでいる人に、おすすめの方法です。

  脂肪吸引の特徴
回数の目安 1部位1~2回
期待できる効果 物理的に脂肪細胞の数を
減らせる
部分的にスリムな体を
目指せる
効果を実感
できるまでの
期間
3~6ヶ月

 

医療ダイエットの基本情報②副作用・リスク

医療ダイエットの基本情報②副作用・リスク

医療ダイエットをする過程で、以下の副作用やリスクが出る可能性があります。

 

治療法 副作用 ダウンタイム
内服薬 吐き気、倦怠感、
頭痛など
ほぼなし
注射 脂肪溶解注射 内出血、赤み、腫れ、
腎障害など
内出血は1週間程度
GLP-1注射 吐き気、便秘、
倦怠感、
消化不良など
ほぼなし
マシン
(手術)
クールスカルプ
ティング
痛み、内出血、
腫れなど
内出血や腫れ、
筋肉痛のような痛みは
1週間程度
脂肪吸引 痛み、内出血、
アレルギー反応、
知覚鈍麻など
痛みや腫れは
2週間程度
施術部位が落ち着く
までに1ヶ月程度

 

症状はすべての人に起こるものではなく、個人差があります。

治療中に体の不調を感じたら、すぐにクリニックに相談してください。

妊娠中や授乳中、持病がある人は受けられない治療もあるので、カウンセリングで医師に伝えておきましょう。

 

医療ダイエットの基本情報③料金相場

医療ダイエットの基本情報③料金相場

医療ダイエットにかかる費用は、希望部位・体型によっても変わります

以下は、治療1回にかかる料金の目安をまとめたものです。

 

治療法 料金相場
内服薬 1箱
(約30錠あたり)
5,000円
~10,000円
注射 脂肪溶解注射 1回1㏄
5,000円
~10,000円
GLP-1注射 1回
20,000円
~40,000円
マシン(手術) クールスカルプ
ティング
1部位
60,000円
~100,000円
脂肪吸引 1部位
20万円~30万円

 

自分に必要な治療法と治療費の詳細は、カウンセリングで見積もりを出してもらいましょう。

肥満による病気や生活習慣病など、健康に影響がある場合は保険適用となるケースもあります。

いずれも医師の診察が必要なので、まずはクリニックを受診してみてください。

 

脂肪溶解注射とは

脂肪溶解注射とは

医療ダイエットの中の一つ、『脂肪溶解注射』を受ける人が増えています。

ここでは、脂肪溶解注射とは何かを解説します。

 

脂肪溶解注射の概要

脂肪溶解注射の主成分は、天然ハーブや脂肪溶解効果が認められたデオキシコール酸などです。

気になる部位に注射し、溶けた脂肪がリンパの流れにそって老廃物とともに排泄される仕組みです。

顔やお腹、太ももなどさまざまな部位に対応でき、部分的なボリュームダウンが見込めます。

 

脂肪溶解注射の効果とダウンタイム

脂肪溶解注射の脂肪分解作用は脂肪細胞の数を減らすため、半永久的な効果の持続が期待できます。

2~3日で脂肪量に変化が出始め、1ヶ月程度で見た目にも違いが分かりやすくなります。

1部位につき、週に1回のペースで3~4回ほど継続して注入するのがおすすめです。

注入量は希望部位や脂肪の量によって変わるので、都度クリニックで相談しながら治療をおこないましょう。

 

脂肪溶解注射の副作用とリスク

脂肪溶解注射を一度の施術で多く注入すると、腎臓に大きく負担をかけてしまう場合があります。

体に適した量を注入するのが重要です。

また、主成分に大豆由来のホスファチジルコリン(レシチン)が含まれるため、大豆アレルギーの人は使用できません。

注射による内出血の可能性もありますが、1週間程度で落ち着きます。

治療当日は飲酒せず、サウナは3日間ほど控えて安静に過ごしましょう。

暴飲暴食や運動不足、薬の副作用といった太る要因が重なると、脂肪溶解注射で期待できる半永久的な効果は実感しにくくなります。

施術後も、適度な食事と運動を心掛けましょう。

 

脂肪溶解注射にかかる費用

脂肪溶解注射1回1㏄あたりの料金は、5,000円~10,000円程度です。

効果を実感しやすくするためには、複数回の治療がおすすめです。

顔への注入を3回受ける場合、1クールでかかる費用は15,000円~30,000円程度と考えておきましょう。

二の腕や背中など広範囲な部位は、注入量に比例して料金も高くなります。

 

【本記事で使用する医療機器】

薬剤 厚生労働省 肥満治療 FDA 肥満治療
サノレックス
糖質吸収抑制剤
ゼニカル × ×
SGLT阻害薬 ◯(慢性心不全) × × ×
GLP1 ◯(糖尿病治療) × ◯(慢性腎臓病)
サンサム注射 × × × ×
BNLS ×

 

 

 

投稿者: みなと芝クリニック


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