サルコペニア
2024.03.04更新
サルコペニアは加齢によって筋肉の量が減少し、筋力と身体能力が低下した状態をいいます。加齢以外にも、閉じこもりの生活や病気、低栄養が原因で若い人にも起きる場合があります。 人間の筋肉量は20代を過ぎると10年間に男性は約2㎏、女性は・・・・
サルコペニアの予防を目的とした栄養療法、再生治療
2024.03.04更新
タンパク質は筋肉をつくるために欠かせない栄養素です。サルコペニアの予防には、1日に体重1㎏あたり1.2~1.5gのタンパク質を摂ることが必要とされています。大体、体重が60㎏の人ならば、72~90gを1日に摂らなくてはなりません。しかし、例えば・・・・
コラムサルコペニア
執筆者紹介
名誉院長 川本 徹
1987年 | 筑波大学医学専門学群卒業 |
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1993年 | 筑波大学大学院医学研究科修了 博士(医学) |
1996年 | 筑波大学臨床医学系外科(消化器)講師 |
2003年 | 米国テキサス大学MDアンダーソン癌センター客員講師 |
2008年 | 東京女子医科大学消化器病センター外科非常勤講師 |
2010年5月より、 | みなと芝クリニック 院長 |
2013年 | 東邦大学医学部医学科 客員講師 |
2022年10月 | みなと芝クリニック名誉院長 |
2022年11月 | 犀星の杜クリニック六本木院長 |
専門分野 | 内科、整形外科、皮膚科 |
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認定医・専門医 | 日本外科学会 認定医 日本消化器外科学会 認定医 日本消化器病学会認定消化器病専門医 日本抗加齢学会会員 |
その他の所属学会 | 米国臨床腫瘍学会 正会員 米国癌学会 正会員 |
インスリン治療には副作用の可能性も
Ⅱ型糖尿病での安易なインスリン治療の導入は、動脈硬化を促進させたり、低血糖発作を起こしたりする重い副作用がありますので、患者さんのQOL(生活の質)を考慮するなら、なるべく避けた方が良いでしょう。
当院ではまず、患者さんのインスリン基礎分泌量(C-ペプタイド)を糖負荷テストにより測定し、その方に合った糖尿病治療を提案します。
糖尿病も原因が徐々に解明されるにつれ、新しい治療薬が開発されてきています。
いずれも副作用が少なく、これらの薬剤を適切に組み合わせることにより、HbA1cや血糖値をコントロールできる可能性が出てきました。
今までの糖尿病治療に不満や疑問を感じる患者さんはぜひ、当院で見直されることをお勧めします。